韓流はすっかり電通の中の団塊左翼の陰謀と言うことになっている。たしかにCMにどんどん韓国スターが起用され、パッチギやリンダリンダリンダなど国内制作の映画でも韓国人キャストや韓国関連のテーマを扱うものが多いことを考えれば、そういうことでもなければこうも急に韓国がクローズアップされる不自然さの理由がつかない。

真相はともかく、自我の形成期に戦後のGHQ民政局主導の反日教育と、戦後の教育界や大学に浸透した左翼社会主義思想にどっぷりつかった団塊世代が今や日本社会の主要な部分で主導権を握る立場にいることを考えればそういうことなのだろうという気がする。

一度戦争に負ければ、外国に支配されるということが、徹底的に過去の歴史や伝統や民族の価値観を否定する教育で洗脳され、自分の生まれ育った国や自分の先祖や自らの所属する民族を憎む人間を作り出すという醜い現実が待ってるのだということをまざまざと今の日本の現実が見せてくれている。

たった一度の敗戦とわずか7年の占領統治で日本人の精神がこれだけ醜く変容してしまうということだ。

しかし考えてみれば日本は一度で済んだが、朝鮮や中国では短くて数十年、長くて数百年ごとに新しい王朝が古い王朝を徹底的に破壊して、その度に前の文化や歴史を徹底的に否定するという状況が延々と繰り返されてきたわけで、その度にその当時の人々の精神がずたずたに引き裂かれてきたのだということであり、そういうことを考えると人格と精神の崩壊を繰り返してきた民族である今日の朝鮮人や中国人があんなに異常な精神状態になっているのも確かにあり得る話だという気がする。